大蛇の妖怪。名前通り酒好きらしく、テン丸との戦いの前に酒屋を襲って酔っ払い、現れたテン丸にボコボコにされた。

巨大なゴキブリ妖怪。飛行能力の他、口から火炎を吐く。
仲間の妹だろうとテン丸に味方する者は問答無用で攻撃する残忍さを持つ。
スノーブロックが裏切った際は火炎で溶かすなど容赦がなく、テン丸の怒りを買って最後は真っ二つに斬られた。

身長160cm、体重20kg
空も飛べる雪の妖怪。雪を自由に組み立てて動かす事ができる。
スノーブロックが通った後には白い雲ができる。炎に弱い。
残忍非道の大盗賊のボスで、いくつもの妖怪村を全滅させて来た。
脱走妖怪の中では強い方らしい。
一度はテン丸を氷漬けにして捕まえるものの（尤もテン丸は無抵抗だったが）妹のクリスタルの「はじめての友達」という言葉に動かされ、テン丸を救出。その為、裏切り者として火炎妖怪ゴキブラーに溶かされて絶命してしまう。
アニメ用キャラ設定が起こされていた所を見ると登場予定だったと思われ、つくづく打ち切りが残念。この話は是非アニメでも観たかった。

スノーブロックの妹。体の中に絶対零度の水晶を持つ氷の精。
超低熱で物を焼く事ができる他、飛行能力、砕かれても接着可能な身体を持つ。
ただし氷の精だけに当然火に弱い。
大好きな兄を想い、兄に内緒でテン丸に戦わないようお願いに来た健気な子。
兄のスノーブロックが指名犯の為か、ずっと友達ができず、テン丸達と初めて友達になれた。
結局兄は脱走仲間を裏切って殺され、クリスタル一人妖怪国へ帰った。
個人的に好きなキャラ。だって可愛いんだよ！

脱走妖怪の総大将であり、テン丸最大の敵。
巨大な体躯に四つ目と腹に大きな口、恐竜のような尻尾（最終話に１コマだけ描かれている）、刺股を持つ。
原作では三千年前、天狗大王がおそれ山に封印していた。

アニメ本編ではOP以外でテン丸と直接顔を合わすことはなかったが、ベムラーとテン丸の最終決戦はコミックス未収録分で決着がついている。
玩具のマジックサーベルに付属のゴム人形では何故かヒゲがあるが、アニメOPを見てもそんなヒゲはない。