海に潜み人間を貝にしてしまう、自称海底魔王の真珠貝妖怪。
体は半魚人、腹は牙の生えた大きな二枚貝で、貝の中には真珠が沢山あり、攻撃時には真珠を操り爆弾や鞭等に状態変化させる。
何の為に人間を貝にするのかよく分からないが、食料ではなく下僕にする為か？
貝にされた人間は妖怪が退治された後、無事元に戻った。

絵描き妖怪。普段は人間の画家風姿で子供の多い公園等に現れ、スケッチブックに描いた物を実体化して子供に配る。
寝る前に絵を枕元に飾らせる事で子供が絵の中に取り込まれ、かくぞうの作品となる。
カメラを使って人間を写真の中に閉じ込める事も可能。
本体は象のような姿で、真の正体は白い象が描かれた古い絵馬だった。

影に潜み、人を影の中に引きずり込む一つ目の妖怪。
記念すべき妖怪退治第一号。
アニメではOPのみに登場し、出るなりすぐにテン丸にサーベルで縦割りにされてしまう(-人-;)
アニメでは微妙にデザインが違い、口と尻尾がなく、指は４本だった。

池に潜み、頭上の目のような部分から光線を発する巨大怪獣のような蛙の妖怪。
口からカブレ毒ガスを吐き、ガスを浴びると体中かぶれてしまう。
体から出る油で傷はすぐ治ってしまう上に、サーベルの切れも悪くさせる効果がある。
テン丸を心臓麻痺まで追い詰めるも、ガスの効果を中和する天狗万能水があった為に敗北した。
子分のくるくるおタマを何匹も率いるボス。

スイトルゾの部下。三つ又の槍を使う二本角の鬼。
槍の先は取り外し可能でロケットのように飛ぶ。姿形もそっくりだが、動きも息の合った攻撃を見せる。
前半でやられたと思ったら後半でまた出て来た。意外としぶとい。

人間の生命力を吸い取ってしまう妖怪。
グータラに吸われた人間は無気力になり、やがて枯れ木のようになって死んでしまう恐ろしい妖怪。
ベムラーの命令でテン丸を殺しに来た刺客。外見と裏腹にその力は強大で町中の人間を無気力にし、テン丸を弱らせる為に食い意地を利用し腐った大福を送り付けて食わせたり、捕まえに来たニーナ姫の魔力を吸ってパワーアップ・巨大化。テン丸を苦戦させた強敵。

草という草を食い尽くし不毛地帯にしてしまう虫妖怪。
体から無数の針のようなものを発射する攻撃と、体がバラバラになっても合体して元に戻れる不死身さを持つ。
おばあちゃんの病気を治す為の「オタスケハコベ」を食い尽くした張本人。
一度テン丸にバラバラにされるが復活。脱走妖怪のアジトへ逃げ帰るも、ベムラーの怒りを買い握り潰され、他の妖怪達に喰われるという悲惨な末路を辿る。
草くいオケラが草を食べた後の何もない地面にジャングル・ルーツが種を撒くという協力関係にある。

正式な名前はマッドタランテラ。
普段は詰襟の学生服姿。原作ではマスク着用。
実態は６本腕と２足を持つクモ妖怪で、口から糸を吐いて絡めとり相手の動きを封じる。
ヘビ男に竜神石の略奪を持ちかけニーナ姫をさらったが、最初から独り占めする気で騙していた。
ニーナ姫を裸にひん剥いたのはこいつだ！

カブレガマの子分。見た目は大きなお玉杓子。
音符に化け、獲物に貼り付いて死ぬまでくるくる回転ダンスを踊らせる。
水中、空中どちらでも行動可能。結構早いスピードで飛行する。
何匹か生き残りがいたが、カブレガマが退治された後どうなったんだろう？

正式な名前は不明。リリアンの七人の部下の一人。
背にリリアンを乗せて登場、空を駆けることが可能。槍使い。
特にセリフを発することもなく名前も呼ばれないが、ゴム人形にもなっているところを見るとアニメに登場予定だったことが伺える。

巨大なゴキブリ妖怪。飛行能力の他、口から火炎を吐く。
仲間の妹だろうとテン丸に味方する者は問答無用で攻撃する残忍さを持つ。
スノーブロックが裏切った際は火炎で溶かすなど容赦がなく、テン丸の怒りを買って最後は真っ二つに斬られた。