最終回は16話!?

アニメテン丸は全19話（＋総集編）ある。
これが実は第16話で最終回の予定だったと言う裏話。

画像のゲゲゲの鬼太郎の同人誌『Welcome～祝の扉～』（発行ら・むうん　1997年8月16日）にて、アニメテン丸での演出スタッフ佐藤順一氏へのインタビュー内にその事が語られている。

インタビュアーは夢来鳥ねむさんと有里紅良さん
日付：7月20日（日）　場所：平和台駅前シャノアールにて

以下、掲載誌本文より抜粋
む＝夢来鳥ねむ　あ＝有里紅良　さ＝佐藤順一（敬称略）

む	「初仕事みたいなのは？」
さ	「初仕事はこてんぐテン丸です」
あ・む	「えーっ!?（びっくり）」
む	「そうなんだー……」
さ	「こてんぐテン丸の十八話『倒せ、妖怪グータラ』っていうのが、　TVの初演出なんですよ（笑）」
あ	「テン丸ぅ……」
さ	「そうなんですテン丸なんですよ、しかも十八話、最終回一本前ですからね、　本当は十六話が最終回だったんですよ」
あ	「え？そうなんですか」
さ	「最後のほうで十六話になるかどうかわかんなくて、　十六話でなかったらやらしてやるゾッて言われてまして、　十八話ですから十六話が最終回だったらなかったんですよね、　わーいって感じで」
む	「（奇遇で）うなっちゃうよね」
さ	「１０８匹妖怪を倒すって打ち上げたわりには、　十八話でがんばれテン丸で終わってしまいました。戦いは続く」
あ・む	（爆笑）
さ	「見事な打ち切りでした。（笑）でも、テン丸はやってて結構おもしろかったですよ」

19話ですら東映作品で一番の短命だと言うのに、実は16話で終わっていたかも知れないなんて…決して出来が悪い訳ではないと思うのだけどなぁ。
”大人の事情”の前には、天狗大王様の御威光も届かなかったようだ（泣）

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